聖職紋は人を導く力がある！リーダーシップを発揮するには理想の上司を目指すのではなくセルフリーダーシップを心がける
これが聖職紋
聖職紋とは人差し指の付け根下にあらわれる♯の形をした紋です
向上線とリーダー線又はマネジメント線が交わって出来た紋です
リーダーシップ、マネジメント力があり、向上心もある、まさしく聖職者、人を導く力がある人でしょう
コンサルティングやカウンセリングの能力もあります
では、人を導く力はどうすればつくのか？
本当のリーダーシップとは何か？
リーダーシップについて誤解している人も多いので そんな内容で書いていきます
あなたが
「リーダーシップがないな」
「リーダーシップをつけたいな」
「リーダーとして活躍したいな」
そんなことを思っているなら役にたつ内容です
リーダーシップで誤解していること
リーダーシップとは上から下への指導力や統率力と思っていませんか？
違います
影響力のある人がリーダーシップを発揮できるのです
私も組織のリーダーとして悩み続けてました
会社組織にいると、部下や後輩が必ず出来てきます
自分一人では出来ないことなので、チームとしてやっていかなくてはなりません
朝礼やミーティングで、自分の考えを伝えても、指示、指導、教育しても、なかなか思い通りに部下は行動してくれません
何故、理解して行動できないんだろう
これだけ、言ってもわからない部下に苛立つばかり
自分にはリーダーシップがないのかと思い、怒りをぶつけて、威圧してみたり 良い上司ぶって教育したり
それでも、うまくいきません
そうして悩んでいるうちに、一つの事に気づきました
それは「自分の力で他人を変えることは出来ない」ということです
では、他人を変えられなければ、リーダーはどのようにしてチーム、組織を動かせばよいのか？
私が思ったことは、自分が大きく変わるということです
自分が大きく変わることで他人は影響を受けるのです
「大きく」が大切です
「大きく」でないと他人は影響を受けません
他人が変わらないのは、「自分が変わる大きさ」が足りないのです
私が飲食店で店長をしていた時の話です
上司から「接客が良くない」「挨拶が出来ていない」と注意されたことがありました
私はみんなに朝礼やミーティングで「接客を良くしよう」「挨拶をしよう」と伝えましたが、変わりませんでした
その後、上司から同じ注意を受けました
「みんなには朝礼やミーティングで話しましたが変わりません」と上司に愚痴を言った記憶があります
何故、みんなは、変わらなかったのか？
聡明なあなたなら、当時の私の部下達が変わらなかった理由がわかったと思います
しかし、その時の私はわかっていなかった
「わかっていなかった」という表現は少し違うのですが、ここでは「わかっていなかった」と表現しておきます
後で本当の理由を書きます
何故、みんなの接客がよくならなかったのか？
それは、私が変わっていなかったからです
私の接客が変わっていなければ、周りも変わりません
「朱に交われば赤くなる」
私が「朱」にならなければ、みんなは赤くならないのです
同じ部下でも接客の良い店長の元で仕事していたら、みんなの接客は良くなっていたと思います
部下のレベルが低かったわけではないのです
ほとんどの人がその組織のレベルに合わせてしまうのです
そして、その当時の私は、それが「わかっていなかった」のではなく、実はわかっていたと思います
わかっていたけど、やらなかったのです
本当の理由は「接客を良くしよう」「挨拶をしよう」と本気で思っていなかったのです
注意されたから朝礼やミーティングで話しただけで、自分が本気ではなかったのです
「わからなかった」のではなく「本気になれなかった」のです
本気でない人に影響される人はいません
私が本気になっていれば私の接客も大きく変わっていたでしょう
自分が大きく変われば、他人も変わるはずです
リーダーシップとは自分が本気になって周りに影響を与えることです
本気になることと、もうひとつ大切なこと
あなたがリーダーシップのあると思う人はどんな人ですか？
理想の上司像はどんなタイプですか？
これが正解というものはないかもしれませんが、アンケートなどでよく出てくる理想の上司像は
１、言行一致
２、感情にムラがない
３、責任感がある
４、信頼出来る
５、誰に対しても平等
６、部下を守ってくれる
７、思いやりがある
８、面倒見がよい
９、指示が明確
10、頭ごなしに叱らない
等があげられています
あなたは、こんな理想の上司を目指しますか？
しかし、これらのアンケートは、理想の上司像なので当たり前なんですが部下の立場からみた理想です
アンケートの答えなので、確かにリーダーシップがあって人を導く力がある人は１から10のようなことが出来ていることが多いでしょう
しかし、理想の上司を目指す必要はないです
部下から見た理想の上司像に振り回されることは、本当の理想の上司にはなれません
理想の上司を目指すのではなく、先に書いた良い影響力を身に付けることを心がけるべきです
明治安田生命の理想の上司像が毎年発表されています
著名人なのでイメージだけですが、私たちに良い影響を与えてくれそうな人が選ばれています
しかし
もし、理想の上司像に選ばれた人たちが、覚醒剤をやっていたら来年は選ばれるでしょうか？
不倫が発覚したとニュースになったらどうでしょう
あなたが理想の上司だと思っている著名人がポイ捨てしているのを見てしまったら
あなたは、その人を理想の上司だと思い続けられますか？
そうです！もうひとつ、大切なことは人間性です
挨拶も出来ない人、マナーを守れない人には、誰も影響されたいとは思わないでしょう
リーダーシップには４つのレベルがあります
１、個人(自分自身との関係)
２、人間関係(自分と他人との関係)
３、チーム(他人と仕事をする関係)
４、組織
以上の４つのレベルです
そして個人のリーダーシップが発揮できなければ他人、チーム、組織のリーダーシップを発揮することは出来ないのです
他人やチーム、組織でリーダーシップを発揮する為にはセルフリーダーシップを発揮することが必要なんです
リーダーシップについてこちらも参考にしてください
【参考】コヴィ博士のリーダーシップとは
『一流たちの金言』という本の中でソニーの井深社長が講演会で語ったエピソードが紹介されています。
ソニーの社長時代に、最新鋭の設備を備えた厚木工場で困ったことが起きました。
それは「トイレの落書き」
「会社の恥だからやめるように」と工場長が通知を出しても直らなかったそうです。
スティーブ・ジョブズをはじめ世界中の企業から見学者が訪れる厚木工場はソニーの顔とも言える工場。
しかし、ソニーのブランドに泥を塗るようなこの「トイレの落書き」、社長にまで報告が上がっていたこの悪行がある日を境にぴったりと収まったそうです。
絶対読んでほしい本
夢をかなえるゾウ 水野敬也ガネーシャという象の姿をした神様が、主人公の夢をかなえるために現れる。
そして主人公は夢に近づいていく。
ガネーシャは神様と思えないめちゃくちゃなキャラで主人公ととやりとりは笑える。
時間を忘れて一気に読んでしまうと思う。
読み終わると感動と勇気がわいているはずだ。
2弾、3弾まで読みたくなるはずだ。
私はすでに3弾まで読んだ。どれも笑いあり、感動と勇気をもらった。
もう一度、1弾から読みたいと思っている。
何度も笑いと感動と勇気がほしいからだ。
